【日記】基本情報技術者試験 合格に至るまでのリアルな話
もくじ
はじめに
今から紹介する話はリアルな話です。
未経験が1ヶ月で合格!みたいな話はしません。
それが出来る人は趣味である程度知識あったり結局頭の出来が違う人です笑。
平々凡々な私の勉強記録を、自分の記録として残します。
終わってみての感想
やっと解放だ〜!
って思ってます(笑)
約3ヶ月ほどがんばりました。
受験年月
令和3年度上期 基本情報技術者試験
午前試験は5月中旬に受験し、午後試験は6月末に受験しました。
午前試験は過去問を解く上で自信があったこともあり、午後試験対策に専念するために早めに受験しました。
受験当日
意外にも午後より午前の方が体感難しかったように感じます。
午前では過去問で遭遇したことがない問題も意外に多く意表を突かれたというか。
午後は情報セキュリティ
データベース
ネットワーク
を各10分ほどで解くことができ、表計算
とアルゴリズム
にそれぞれ1時間ずつあてられる余裕ができました。
時間配分
()内は見直しにあてたプラス時間です。実際といっても体感の限りです。
予定 | 実際 | |
---|---|---|
情報セキュリティ | 20分 | 10分(+3分) |
選択問題1 (データベース) | 20分 | 10分(+10分) |
選択問題2 (ネットワーク) | 20分 | 10分(+2分) |
アルゴリズム | 45分 | 45分(+20分) |
表計算 | 45分 | 40分 |
スコアレポート
午前試験
マネジメント…😭苦手なんですよね。
午後試験
まさかの表計算で100%きました!
昔業務効率あげるためにエクセルで試行錯誤していたのが今になってさらに活きてくるとは、、、!
選択問題はデータベース
とプロジェクトマネジメント
orシステム戦略
を選択するつもりでしたが、当日問題見て結局ネットワーク
を選択しました。ネットワークは過去問(午前)の知識でしたが運良く自分がわかる内容だったので急きょシフトチェンジ。
レポートで少し気になるのは、データベース
53%なのに半分より左にポチがあるw
体感午後より午前の方が難しく感じたことも点数に表れていますね。
勉強時間
会社員なので終業後か休日を使って勉強時間を確保しました。
テレワークなので仕事が終わればそのまま机に向かう日もあれば寝る前に少しやったり、休日にガッツリやる日もあれば遊びに出かけて何もしない日もあったりでした。
そうしながら平均して週8〜10時間ほど勉強に充てていたと思います。
基本情報技術者試験
StudyPlus(公式サイト)というアプリを使って記録していたのでそれを振り返ってみると、3月から始めて6月に試験でした。150時間程度の勉強時間を費やしてます。
しかし直前にITパスポートを取得しました。
ITパスポート
ITパスポートだけをみると42時間ですね。ただ、記録するようになる前も少しやってたので加味すると50時間くらいだと思います。
合計
全体としては200時間くらいでしょうか。
時間(単位:h) | |
---|---|
ITパスポート | 50 |
基本情報技術者試験 | 150 |
計 | 200 |
一般的に時間かかった方だと思います。基本情報技術者試験に関しては、合格圏が見えたあたりから試験まで時間があったのでその分時間を費やした経緯もあります。
参考書読むのは主に初めだけ、勉強時間の半分以上は過去問です。
勉強時間の詳細は後述します。
勉強で使った媒体
本
メジャーな参考書を使いました。問題集は買わず参考書のみです。
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
ITパスポートを取得して直後に買った本。令和3年発行の分です。
ITパスポートでもこのシリーズを使っていたので安心感もあり購入に至りました。
17時間ほどはこの本のお世話になっています。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
会社の社長にITパスポート取得の報告をしたら「次は基本情報やな!」って言って貸してくれたのがこのキタミ式。試験受けるとも言ってないのに貸してくれた。遠回しに取得しろってことだったのかもw
少し古い平成31年(令和1年)でしたが基本的なことは同じなはずなので問題なかったです。
こちらは10時間程度ですね。
比較
どちらも良かったんですが、やはり双方で良し悪しはありました。
- クレバー方式
索引が結構充実しているので、わからない単語を調べたい時に利用することが多かったです。
「詳しく」というよりは要約されていてさくさくっと進むので、ある程度理解があれば復習しやすい本です。
過去問で間違った単語などを復習するときは主にこちらを使用していました。
最重要用語や頻出用語などもマークが付いていてわかりやすいです。
しかし、文章ではとてもじゃないが理解が捗らん〜〜!!!って方にはキタミ式がおすすめです。
- キタミ式
簡単なことばで図解してくれているので仕組みを理解するのに大変役立ちました。キャラクターらのひょうきんなやりとりもあって楽しくページを進められます。
ただ索引がいまいちなので「この意味や仕組みが知りたいな〜」てときそれが記載されているページを探すのに時間かかります。結局見つからないこともあったりするので、とりあえず全体像を把握するために通して読みたい方に向いていると思います。
単語とかにはあまりフォーカスがあたっていないので、頻出用語などをしっかり押さえておきたい方にはクレバー式をお勧めします。
サイト
過去問道場
なんといっても基本情報技術者試験ドットコムの過去問道場。
非っ常にお世話になりました。このサイトがなかったら合格はなかったと言っても過言ではないほどお世話になりました。寄付があるなら寄付したいほどです。
計算すると約100時間費やしてましたw
復習で参考書読んだり、YouTubeで解説動画を見た時間もここに含んでます。
解いた過去問は多い方かもしれません。
いろいろなサイトで口を揃えたかのように書いてあったのは「過去5年分は過去問を解け」でしたが私はそれの倍はやりました。
同じ回を2回解いたりもしてます。
その上で感じるのは、5年以上前の方が難しいじゃないか!です。年を追うごとにやさしくなっているような、、そうでもないような。
動画
Udemy 始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座
Udemyでセールやってた時に目についたので購入しました。
だいたい10時間ほど。
基礎理論あたりが参考になりました。出先で参考書など持っていない時に復習として視聴していました。
アプリ
アルゴリズム図鑑
アルゴリズムを図とムービーを使って解説してくれます。ソートのアルゴリズムだったり暗号方式のアルゴリズムだったり、めちゃくちゃ理解の助けになりました。
まったく理解できなかった共通鍵や公開鍵の暗号方式が、いろんな本やサイトで調べてもダメだったのにこのアプリのおかげで理解できたのです。
- GooglePlay
- AppStore
有料版はGooglePlayより10円高い。
apps.apple.comもともと書籍だったものをアプリとしてリリースされたようですが、アプリの方が動きがあってわかりやすいはずです。
一つの解説自体は短いもので1分ほど、長くても10分程度かと思います。しかし約7時間強も費やしてますw
タメになるので何度も見てました。
無料版だけでも十分かもしれませんが、有料版になるとアプリで解説されているアルゴリズムをすべて閲覧できるようになります。
有料版もカフェ1杯分ほどの値段なので購入しましたが、後悔は皆無です。巡り会えて本当に良かった。実は前述したUdemyの動画で紹介されていたんですが、このアプリを知れただけでもUdemy動画買ってよかったと思えるほど個人的に価値ありです!
使用媒体ごとのコスト
勉強時間
時間(単位:h) | |
---|---|
クレバー方式 | 17 |
キタミ式 | 10 |
過去問道場 | 100 |
Udemy | 10 |
アルゴリズム図鑑 | 7 |
その他 | 2 |
合計 | 142 |
3分の2が過去問道場ですね。
出費
金額(単位:円) | |
---|---|
クレバー方式 | 1848(1680+税) |
キタミ式 | 借り物 |
過去問道場 | 無料 |
Udemy | 1610 |
アルゴリズム図鑑 | 360 |
合計 | 3818 |
洗い出してみると結構な出費でした。
受験料5700円を含むと1万円近いですね。とはいえ合格率2割程度の国家試験をこの価格でゲットできたと思えば安いものですね。
これに加えてカフェ代も入れるとさらに痛い出費かもしれない。出費の少ないコロナ禍でよかった。
モチベーションの維持
基本情報技術者試験に限らずなんですが、私は達成したい目標ができるとそれを達成した時の自分を想像するようにしています。
今回でいうと基本情報技術者試験に合格したときの喜びを想像します。
すると「よっしゃやるか!」となってモチベーションが維持できました。
おわりに
自分の記録として書いた記事でしたが、振り返るいい機会になりました。
合格圏が見えたあたりから苦痛ではないけど勉強が面倒くさいってのがあって試験前にモチベが少し失速した感はありますが、やっぱり頑張って良かったです。
社長への報告は合格発表を見て確定したときに報告する予定です。
社長の驚いた顔を早く見たいw
「誰かのため」ってやる気になるけど、ある意味社長の驚く顔見たさがモチベーション維持に繋がりました。
わくわく。
受験後レポートを確認し、帰りその足で一人で好物の鰻重食べに行きました✨いろんな意味で大変美味でございました。
では、これから頑張る皆さんに幸ありますように。