基本的な仕組み
検索エンジンは「クローラー」「インデクサー」「サーチャー」で構成されています。
クローラー
インターネット上にあるWEBページを回遊し情報を収集するもの。クローリングする、といいます。
インデクサー
クローリングしたデータをインデックスに格納し、瞬時に呼び出せるようにしたもの。つまりデータベース化すること。
サーチャー
検索ワードに応じてインデクサーから情報を取り出し、関連度などの順位で検索結果を送信するもの。
自ページが検索されるのか
そもそもクローリングされていない情報は検索結果に現れることはありません。そのため、クローラーに見つけてもらうことがSEO対策の起点になります。
クローラー
Webページを構成するHTMLファイル内のリンクのほか、PDF、Wordなどのファイル内にあるリンクやJavaScriptで生成されるリンクも巡回の対象です。
インデクサー
HTMLタグを理解してしっかり記述することでより正確にインデックスされます。
たとえば、人間が目で見た時に「これは見出しだ」とわかるようなCSSを組んでいてもただの<div>
タグだったりすると正確にインデックスされません。<h1>
タグなどを使い分けることが重要になります。
まとめ
自分の伝えたいことが伝わるようなHTML構造を心がけると、結果的に検索ユーザが欲しい情報にマッチした検索結果として返してくれることに繋がります。
<div>
タグでcssをいじれば見た目上なにもかわらないものであったり記述しなくても問題ないようなものであっても(<nav>
タグや<thead>
タグなど)、それを理解して使うことはとても重要です。