【Web】Apacheを学ぼう

もくじ

Apacheとは

「アパッチ」と読みます。

全世界に普及している、Webサーバソフトのことです。

OSSオープンソースソフトウェア)で、無償で誰でも利用できます。また、長年(1995年初版)公開されバージョンアップをしてきており、信頼性も高いです。

知らず知らずのうちにめちゃくちゃ活用しているありがたい存在です。詳しく見ていきます。

Webサイトが見れる流れ

1. リクエストを送る

WebブラウザChromeSafariなど)を使ってサイトにアクセスすると、「サイトを表示するためのファイルをくれ!」というHTTPリクエストを送ります。

ブラウザはどこにリクエストを送るのでしょうか。それはWebサーバです。

f:id:bonoponz:20210113161934p:plain

2.レスポンスが返ってくる

リクエストが来ると、サーバはレスポンスを返します。

f:id:bonoponz:20210113162020p:plain

レスポンスの種類はいくつかあります。過去に少しだけまとめていますのでご確認ください。

bonoponz.hatenablog.com

3.レスポンスを受け取る

正常にレスポンスされてファイルの情報を受け取れて初めてブラウザはサイトを閲覧することができます。

Apacheの場所

前項の2番で説明したレスポンスを返しくれるサーバには、サーバとして機能させるために「Webサーバのソフト」を入れています。

つまり、WebサーバにApacheはあります。

正確に言うと、Apacheが入っていることでその箱(コンピュータ)がWebサーバになるのです。

Webサーバソフトの種類

  • Apache(アパッチ)
  • nginx(エヌジンエックス)
  • IIS(アイアイエス

などがあります。

Mac標準のApache

環境

バージョン確認

Macには標準でApacheがインストールされているので、まずはバージョンを確認してみます。

$ httpd -v
Server version: Apache/2.4.41 (Unix)
Server built:   Dec 13 2019 19:06:00

起動

$ sudo apachectl start
Password:

パスワードを入力後、http://127.0.0.1にアクセスします。

f:id:bonoponz:20210113191044p:plain

「It works!」を表示されていれば成功です。

configファイルを確認

$ vi /etc/apache2/httpd.conf

中身を確認すると、DocumentRootが以下であることがわかります。

DocumentRoot "/Library/WebServer/Documents"

vimでの検索は?/を押してから検索したい文字列を打てば検索できます。

ファイル作成しブラウザ表示

/Library/WebServer/Documentstest.htmlを作成して表示されるか確認します。

$ sudo vi /Library/WebServer/Documents/test.html

作成して開いたtest.htmlは白紙状態なので、html情報を書きます。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>サンプル</title>
</head>
<body>
<p>テストページです</p>
</body>
</html>

:wq!で上書き保存します。

root階層にtest.htmlを作成したのでhttp://127.0.0.1/testにアクセスすると、保存したファイルの中身が閲覧できます。

停止

$ sudo apachectl stop

再起動

$ sudo apachectl restart

参考URL

mac apacheをインストールする手順 | mebee